農民画の歩き方 

 金山農民画を見たい!買いたい!という方への交通ガイドです。

(楓ジン※水郷にある小さな農民画のお店や、上海市内にある取り扱い店なども順次アップしていきます)

※ジンは「経」の糸へんをさんずいに換えたもの 

 

金山農民画院

(朱ジン鎮)

金山農民画村

(楓ジン鎮)

陸永忠郷村画庄

(山陽鎮)

紹介

 金山農民画院は上海郊外金山区朱ジン鎮にある。かつて朱ジンが金山県(現金山区)の県庁所在地だったころ、農民画の指導を行う目的で設立された農民画学習班を母体とし、1989年に設立。

 現在は展示と販売がメインで、展示されている農民画は購入可能。もっと見たい場合はスタッフに頼めば在庫を出してくれる。

 あらゆる農民画家の作品がストックされているので、農民画を購入するならここを訪れるのがベストだが、参観が目的の場合は、楓ジンの「金山農民画村」と合わせて訪れるとよい(楓ジンには水郷もある)。

 金山農民画村のある楓ジン鎮は金山農民画発祥の地と言われており、現在でも多くの農民画家たちが住んでいる。

 農民画村は2006年にオープン。正式名称は「金山農民画生態休閑園」といい、複数の農民画家が再現された江南の農家で実際に生活しながら、農民画を描いているのが特徴。

 画家個人の家を訪ねて絵の鑑賞・購入ができる他、仲良くなれば昼食に誘ってもらえることも。

 農民画村には金山の他、戸県や吉林など中国各地の農民画を集めた展示館もあるが、展示品や開館状況はよく変わるので、事前に確認した方がよい。レストラン、宿泊施設あり。

 現在金山区政府のある上海石化(山陽鎮)郊外にある、農民画家・陸永忠のアトリエ兼展示室。2000年オープン。

 陸永忠の作品は金山農民画院、金山農民画村でも入手できないので、彼の作品を購入したい場合はここを訪れるしか方法はない。また、彼は農民画院の専属画師なので、農民画を専門的に習いたいひとはここを訪れるのがベスト。

 施設内には広大な桃畑があり、隣にあるレストランでは「農家菜(農家の食事)」を楽しむことができる。宿泊施設もあり。

アドレス

住所:朱ジン鎮健康路300号
電話;57330851
チケット;10元(学生6元)

※Googleマップで出てくるのは農民画院の「陶芸研究所(健康路318号)」。画院は健康路300号。


住所;朱楓公路中洪支路(楓ジン鎮北3.5km)
電話;57355555
FAX:57356690
開館時間;8:00―17:00
チケット;20元

※かなりの中国語ネットで、アドレスを「金山農民画院」と間違えてるので注意!画村は楓ジンにある。

 

住所;上海市亭衛公路2933、郷村18号

上海市内からの交通

 地下鉄1号線「蓮花路」駅を出たところにあるバスターミナルから、「蓮朱専線」のバスに乗る。約1時間、10元くらい。

 終点の「朱ジン」に着いたら、下図を参考に歩くか、三輪タクシーに「農民画院」と告げて連れて行ってもらう(値段は交渉。相場は3−4元)。 

 場所は非常に行きづらく、不便。

 地下鉄1号線「蓮花路」駅を出たところにあるバスターミナルから「蓮楓線」のバスに乗るか、同じく1号線「錦江楽園」横にある西南バスターミナルから「楓梅線」に乗る。ともに約1時間半、13元くらい。

 終点の「楓ジン」に着いたら、三輪タクシーに「農民画村」と告げて連れて行ってもらう(値段は交渉。相場は3−4元)。普通のタクシーはない。帰りは、農民画村の前を走る路線バスに乗せてもらい(手をあげれば止まって途中乗車させてくれる)、「楓ジン」まで戻り、そこから上海行きのバスに乗るのがベスト。

 場所はやや不便(行きはよいよい帰りは・・・)。

 地下鉄1号線「錦江楽園」横にある西南バスターミナルから「石梅線」に乗る。約45分、10元。

 高速道路「A4公路」出口まできたら、そこで降ろしてもらい、下図を参考に歩く。

 帰りはスタッフの方に「石化」バス停まで送ってもらい、「石梅線」で上海まで戻るとよい。

 

@金山農民画院の地図

A金山農民画村の地図

 

B陸永忠郷村画庄の地図

 

 

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